クレーン業務を行う企業の方へ

貴社には業務に充分なクレーン運転士がおられますか?
将来を担うオペレータは育っているでしょうか。

安全に業務を進めるには人材に余裕があると安心です。
天井クレーンだけでなく、タワークレーンやガントリークレーンのオペレータを社内で育てるには、クレーン運転士になりやすい環境を整えることも重要です。

運転可能なクレーン一覧(一部)

クレーン運転士になりやすい環境とは

社内に天井クレーンがあれば、資格を取らせたい社員に社内で練習させてから実技試験を受けさせることもできますが、いくつか気を付けるべき点があります。

  • 安全性と効率

資格のない社員に自主練習をさせることには危険が伴います。
資格をもつ熟練の社員が教育するのもよい方法ですが、熟練者の業務を削って教育に充てる必要があり、効率が落ちるおそれがあります。

  • 試験会場クレーンとの相違

天井クレーンといっても走行、横行、巻上速度やノッチ・ブレーキの仕様はさまざまであり、試験会場と一致するとは限りません。
異なる天井クレーンで練習することが、逆に試験の障害となる場合もあります。
またポールを立ててバーを掛けるなどの試験会場の環境を職場に作るのは難しいでしょう。

シミュレータの利点

  • 空き時間にひとりで訓練ができます。
  • 訓練時の安全管理が不要です。
  • 熟練者による指導が不要です。

訓練施設の活用

都道府県の登録教習機関で教育を受け、施設内での修了試験に合格すれば実技試験は免除となります。
受講は全日制で一週間を要し、お近くに施設がない場合は出張となります。
より確実にクレーン運転士を養成できる方法ですが、対象人数が多いと非効率かもしれません。

そのような場合はぜひ天井クレーンシミュレータの導入をご検討ください。